甘  栗



 甘栗の歴史 

中国で栗は「栗子」「板栗」といい、中国で“千果之王”と賞賛されています。 中国において栗の歴史は大変長く、呉国(西暦222〜280年)の時代には栗を栽培していたという歴史があり、さらに推定6千年以上前の新石器時代の遺跡からもたくさんの栗谷と栗の化石が発見されています。 また日本でも縄文時代の遺跡から発掘されています。

 甘栗の効能 

栗は健康に良いとされるリーズナブルな食物です。 その効果について中国では古来より重視されており、中国の医学典籍にも多くの記載がされています。栗は甘く美味しい食べもので、しかもさまざまな薬効をもたらすと伝えられています。身体を温める、血液の循環をよくする、下痢を止める、止血作用、腎臓虚弱の改善、胃腸に良い、腰膝を丈夫にする、むくみを取る、筋肉疲労および骨痛の緩和、 または胃虚弱による慢性の下痢、肝臓うっ血による筋 肉や骨の痛みをとる、頻尿の改善、皮膚の腫れおよび外傷によいとされています。 さらに食物繊維が腸を強化し整腸作用をもたらして 排泄系統も正常に維持します。カロチン、ビタミンB2ビタミンCも豊富です。

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 栗の産地と名前の由来 

天津甘栗と言っても、その産地は天津ではなく河北省にある燕山山脈を挟んだ地域で収穫されます。なかでも寛城、青龍、遷西、興隆、遵化の地域で取れるのがとくに美味しい栗とされています。そしてそれらの地域から収穫された栗は主に天津港から出荷されます。”天津甘栗”は天津港から出荷されたことでその名が付きました。

栗産地のイメージマップ

 天津甘栗 

当社の栗は10月頃より早生のおいしい青龍、寛城、遷西県の栗を、11月半ばより興隆、遵化県の栗を使用し焼き上げています。また完熟加工をした完全熟成の甘熟栗を使用しております。

 むき栗 

従来の殻付き栗は食べたいけれど剥く手間や手が汚れる為に敬遠されることもありましたが、むき栗の発売以来、気軽に食べていただけることでより多くの甘栗ファンを獲得するに至りました。

 むき和栗 

日本の和栗は天津栗と比べても糖度が少ないことから、甘露煮や栗御飯などにして食べることが一般的で、甘栗として食べるのには向かないとされてきました。丸成商事では国産栗にこだわり、茨城県産の丹沢栗・筑波栗などの厳選した和栗を使った「むき和栗」を開発しました。
栗の風味と美味しさを閉じ込めるために、渋皮を極めて薄く残してあります。この渋皮には強い抗酸化作用を持つタンニンが含まれています。
渋皮ごと美味しくお召し上がりいただけます。
砂糖を加えて上品な甘さに仕上げた商品に続いて、完熟加工により自然の甘さを最大限に引き出した原料を使った無糖タイプも追加販売致しました。

 楽笑栗 

むき栗は気軽に食べれる良さが受けてヒットしました。が、栗の風味や美味しさではやはり殻付きの甘栗には敵いません。というのも栗の風味や甘味を鬼皮と薄皮が守ってくれているようです。そこで生まれたのが楽笑栗です。殻は付いているけれど切れ目が入っているから簡単に剥けて召し上がれます。殻付き甘栗の美味しさと風味を残して、むき栗のように簡単で気軽に召し上がれる良さを兼ね備えています。
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 丸成商事の甘栗の特徴 

作柄の出来・不出来、また固体の味のばらつきに左右されること無く、いつでも美味しく甘い『天津甘栗』をお届けすることをコンセプトに開発した商品です。
穀物やナッツにはそれぞれかなりの量の澱粉を含んでいます。中でも天津栗は澱粉量が多く含まれます。この澱粉が糖分に変わり甘くなるのですが、通常自然の力で糖化するにはかなりの長い期間を要します。天津甘栗をおいしく食べるために開発した加工により、栗は糖化速度を速め、収穫から1ヶ月程度でおいしい栗になります。また焼き上がり後の甘熟栗は完全に糖化しているので、水分と糖分が融合して食感・味ともによく、栗の香りと甘味が口の中に広がります。焼き上がり後、通常の栗は2日位で硬くなりますが、甘熟栗は4〜6日間位は硬くなりにくいのが特徴です。

 有機JAS認証商品 

丸成商事では長年にわたり甘栗の輸入販売に携わってきました。常にお客様の甘栗を召し上がったときの美味しい笑顔を得るため、美味しい甘栗への研究と開発を続けてまいりました。しかし近年、食の安全神話の崩壊と、とくに中国産食品に対する不信感が問われるなか、安心・安全への取り組みの一環として、日本初である天津甘栗の有機JAS認証を取得いたしました。

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